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神人 (キリスト教) : ミニ英和和英辞書
神人 (キリスト教)[かみびと]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [かみ]
 【名詞】 1. god 
神人 : [しんじん, じにん]
 【名詞】 1. gods and men 2. godlike person
: [ひと]
 【名詞】 1. man 2. person 3. human being 4. mankind 5. people 6. character 7. personality 8. true man 9. man of talent 10. adult 1 1. other people 12. messenger 13. visitor 1
キリスト教 : [きりすときょう]
 【名詞】 1. Christianity 

神人 (キリスト教) : ウィキペディア日本語版
神人 (キリスト教)[かみびと]

神人(かみびと、しんじん、〔〕, 〔〕, 〔Medieval Sourcebook:Anselm (1033-1109):Cur Deus Homo (Why God Became Man) 〕, もしくは Theandric〔Dictionary : THEANDRIC - Catholic Culture 〕)は、キリスト教におけるイエス・キリスト(イイスス・ハリストス)の呼び名の一つ。イエス・キリストにおける両性(神性と人性)の位格的結合を示す〔。
正教会においては現在も使われている祈祷書に登場する〔第四調 〕〔ハリストス降誕祭前の聖世祖の主日 〕が、この場合「かみびと〔二人或は多人の成聖者の総奉事 〕〔我が主イイスス ハリストスの祭日、其前期及び後期の総奉事 〕」と読まれる。日本正教会府主教セルギイ・チホミーロフ(1871 - 1945)によれば、イイスス・ハリストス(イエス・キリスト)が神人となったことは、「神が人になった、そして人になっても神が神たる事を失わない」と説明され、
* 人が神に昇る事が出来るように、神が人に降った
* 人が神と一つに合わさることが出来るように、神が人と一つになった
* 神人において人は神と体合し、神まで昇り、神から力と恩寵とを受ける
* 実際の生活において神人を模範とする
* 神人によって人間は救われる
* 天を地にまで下し、地を天にまで上らせた神人は、全人類がそれによって天に昇ることの出来る階梯
* この階梯によって、人類の中の多くの者は天に昇りつつある
と理解される〔『信仰と宗教』府主教セルゲイ 〕(神成 (正教会)も参照)。
西方教会においてもイエス・キリストにおける神人両性の位格的結合は認められる。アンセルムス(1033-1109)が『何故神は人となりしか』()を著している〔。ただし「神人」という語彙が単体で使われる事例は、西方教会においては多く無い〔キリスト教大事典には単独の項目が無く、『キリスト教神学基本用語集』教文館 (2010/11)ISBN 9784764240353 にも「神人的」はあるが「神人」単体の項目は用意されておらず、『キリスト教神学事典』(1995年、教文館)ISBN 4-7642-4029-7 にも「神人両性行為」はあるが「神人」単体の項目は無い。〕(ただし無いではない〔用例:佐藤優 【日本人のためのキリスト教神学入門】 : 第13回 神論(2) 生成する神(1) 〕)。「神人的」は(しんじんてき)〔『キリスト教神学基本用語集』p139 教文館 (2010/11)ISBN 9784764240353〕、「神人両性行為」は(しんじんりょうせいこうい)〔『キリスト教神学事典』p350 - p351(1995年、教文館)ISBN 4-7642-4029-7〕とルビが振られることにもみられる通り、西方教会の媒体では通常「しんじん」と読まれている。
== 脚注 ==


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「神人 (キリスト教)」の詳細全文を読む




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