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神人(かみびと、しんじん、〔〕, 〔〕, 〔Medieval Sourcebook:Anselm (1033-1109):Cur Deus Homo (Why God Became Man) 〕, もしくは Theandric〔Dictionary : THEANDRIC - Catholic Culture 〕)は、キリスト教におけるイエス・キリスト(イイスス・ハリストス)の呼び名の一つ。イエス・キリストにおける両性(神性と人性)の位格的結合を示す〔。 正教会においては現在も使われている祈祷書に登場する〔第四調 〕〔ハリストス降誕祭前の聖世祖の主日 〕が、この場合「かみびと〔二人或は多人の成聖者の総奉事 〕〔我が主イイスス ハリストスの祭日、其前期及び後期の総奉事 〕」と読まれる。日本正教会の府主教セルギイ・チホミーロフ(1871 - 1945)によれば、イイスス・ハリストス(イエス・キリスト)が神人となったことは、「神が人になった、そして人になっても神が神たる事を失わない」と説明され、 * 人が神に昇る事が出来るように、神が人に降った * 人が神と一つに合わさることが出来るように、神が人と一つになった * 神人において人は神と体合し、神まで昇り、神から力と恩寵とを受ける * 実際の生活において神人を模範とする * 神人によって人間は救われる * 天を地にまで下し、地を天にまで上らせた神人は、全人類がそれによって天に昇ることの出来る階梯 * この階梯によって、人類の中の多くの者は天に昇りつつある と理解される〔『信仰と宗教』府主教セルゲイ 〕(神成 (正教会)も参照)。 西方教会においてもイエス・キリストにおける神人両性の位格的結合は認められる。アンセルムス(1033-1109)が『何故神は人となりしか』()を著している〔。ただし「神人」という語彙が単体で使われる事例は、西方教会においては多く無い〔キリスト教大事典には単独の項目が無く、『キリスト教神学基本用語集』教文館 (2010/11)ISBN 9784764240353 にも「神人的」はあるが「神人」単体の項目は用意されておらず、『キリスト教神学事典』(1995年、教文館)ISBN 4-7642-4029-7 にも「神人両性行為」はあるが「神人」単体の項目は無い。〕(ただし無いではない〔用例:佐藤優 【日本人のためのキリスト教神学入門】 : 第13回 神論(2) 生成する神(1) 〕)。「神人的」は(しんじんてき)〔『キリスト教神学基本用語集』p139 教文館 (2010/11)ISBN 9784764240353〕、「神人両性行為」は(しんじんりょうせいこうい)〔『キリスト教神学事典』p350 - p351(1995年、教文館)ISBN 4-7642-4029-7〕とルビが振られることにもみられる通り、西方教会の媒体では通常「しんじん」と読まれている。 == 脚注 == 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「神人 (キリスト教)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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